18歳で就職、ホテルのフロント兼管理運営、その後社長秘書、結婚・出産で1回専業主婦。
イメージコンサルタントとして起業、AIを使ったクリエイティブ制作や、企業への導入の伴走支援を行っています。
ずっと「言葉にならない要望を汲んで、形にする」仕事をしてきました。皆さんの半数と同じ、秘書出身です。
90秒厳守・実績自慢にしない。 経歴はここでは語らない——遍歴の話は後半の「私の場合」で、仕事のとり方は「間口」以降でまとめて話す。 ここは「誰が話すのか」を置くだけ。 02 / 58どれも、AIと一緒に作っています。今日のこの講座も、納品したLPをご覧になった方が繋いでくださって生まれました。
1分半。実績自慢にしない。「AIでここまでできます」の実物として見せるだけ。 画面共有で1つだけ実際に開いて見せると強い(おすすめはセットアップダイアリー)。 最後の1行が大事——「売り込みをした結果ではなく、納品したものを見た方が繋いでくださった」。 この話は後半の「売り込まずに仕事になった順番」の先出しになっている。 03 / 58数字1つでOKです。差し支えなければ、お仕事も一言どうぞ。
アイスブレイク2分。飛んできた回答を2〜3個は声に出して拾う(「毎日相棒の方、けっこういますね!」)。 アーカイブで見る方には「一時停止して思い浮かべてみてください」と一声。 ここでチャットを一度使ってもらうと、以後の反応が出やすくなる。 04 / 58やり方の詳しいところは、後半の「気をつけていただきたいこと」でまとめてお伝えします。
30秒。ここは深掘りしない。「詳しくは後で」で流してよい。 このあとワークで実際に手を動かすので、その前に最低限の2つだけ先に言っておく。 07 / 58ここだけ先に、はっきりさせておきます。
同じではありません。でも、機械そのものでもありません。
この距離感をつかめると、今日の話が全部つながります。
いちばん近いのは——

仕事はできる。でも、あなたのことは何も知りません。今日はこの前提で、頼み方を組み立てていきます。
秘書の方へ:「毎日書いているあの引き継ぎ書を、AIにも書く」。 他職種の方へ:「優秀な新人への仕事の頼み方」。二枚看板で言い換える。 ここが今日いちばん最初の土台。このあと出てくる「4つの材料」も「引き継ぎ書」も、全部この例えの上に乗っている。 09 / 58皆さんがもう持っている技術の、「向け直し」です。
ここは短く言い切って次へ。 「操作の手順そのものより、頼み方を扱います」と言う。 ※「入門の話はしません」とは言わない。アンケートの様子を見ると、実際は初めてに近い方がかなりいる。 代わりに降りられる場所を用意する:「画面の場所が分からない、みたいなことも遠慮なくチャットに書いてください。拾います」 10 / 58| 皆さんの声 | 実際に起きていること |
|---|---|
| どう頼めばいいか分からない | 頼み方の作法ではなく、渡す材料が決まっていない |
| ありきたりな答えになる | 足りない部分を、AIが世の中の平均値で埋めている |
| 自分っぽくない文章になる | 自分の言い回しを一度も渡していない |
| 合っているか不安 | AIが間違うからではなく、自分の中に合格の条件がない |
| 毎回イチから説明して疲れる | 1回書いた説明を置いておく場所を持っていない |
| 思ったのと違う答えが出る | 自分の伝えたいことが、AIが受け取れる言葉になっていない |
THE ONE THING
自分の伝えたいことが、
AIが受け取れる言葉に
なっていない
だから、失礼なくらい機械的に、分けて渡してちょうどいい。
これは ChatGPT でも Claude でも Gemini でも同じです。どのAIにも効きます。
EQは基本的に低い、と言い切ってしまってよい。 「察してくれ」が通じないのは、性能が低いからではなく、そういう道具だから。 ここを納得してもらえると、以降の話が全部つながる。 14 / 58「すごい」「なんとなく」「おしゃれ」——具体的に言えないのが、ふつうです。だったら、それを先に言ってしまえばいい。
物事をブロックに分ける。箱に入れる。
それを1つずつ渡す。
たとえば 「来月のイベントの案内文を作って」。
このまま渡さずに、箱に分けてから渡します。
この4つを、1つずつ渡す
これが「人に頼む感覚」です。優秀な新人に仕事を任せるときも、「業務はこういう流れで、こんな背景があって」と流れと背景を伝えてから、目的とゴールを渡しているはず。それを省いた状態が「機械に頼む感覚」で、アウトプットの質が落ちます。
ライブでAIに投げる。さっきの「隣の新人」に、ふだん人に頼むのと同じ量の情報を渡せているか、という話につなげる。 新人に仕事を頼むときも「業務はこういう流れで」と背景を説明してからゴールを渡しているはず——それをAIにはやっていないだけ、という角度で話す。 ポイントは「雑な頼み方の失敗」ではなく「ちゃんと頼んでいるのに60点」を見せること。 全員経験者なので、初心者向けの失敗例では冷める。 17 / 58納期遅延のお詫びメールを書いてください。 相手は長年お付き合いのある取引先です。 丁寧に、でも堅すぎず、誠意が伝わるようにお願いします。
いつも大変お世話になっております。 この度は納期が遅れてしまい、誠に申し訳ございません。私どもの確認不足によりご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう、社内の体制を見直してまいります。
形容詞は、受け取る人によって中身が変わります。
だから 材料 に置き換えます。
「丁寧に」「誠意」だけではありません。次の4つも、全部そうです。
人に頼むときも同じですが、人は聞き返してくれます。AIは聞き返さずに、自分の解釈で進みます。
1分。1つだけ会場に投げる。「『きれいな資料』って、どんな資料ですか?」——人によって違うことを、その場で体感してもらう。 「形容詞」という言葉は使わない。「ふわっとした言葉」「気持ちを表す言葉」で言い換える。 20 / 58
同じ言葉を見ているのに、頭の中の絵が違う。防ぐ方法は2つだけです。①具体的な情景を、言葉で説明する(「白い壁に、光がたくさん入るホテルのラウンジのような」)②イメージに近い画像を、そのまま添付して渡す。
1分半。この絵は説明しない。指差すだけで伝わる。 「どっちも間違っていないんです。ただ、見ているものが違う」 ②の「画像を添付する」は、意外と知られていない——「参考画像、貼っていいんですよ」と言うと驚かれる。 このあとの「応用」(画像・バナー)で、もう一度この話に戻ってくる。 21 / 58抽象度の高い指示をしてしまう理由は、自分の頭の中で目的がはっきりしていないことが、実はいちばん大きいです。
資料づくりも、LINEやメールも、アンケートの回答も同じです。伝えたいことが自分の中で曖昧なまま書き始め、それをそのままAIに渡すと、AIも額面通りに受け取ってあちこちに散ります。
納期が遅れたお詫びメールを書いてください。 - 相手: 3年お付き合いのあるA社の田中さま。細かい進行報告を好む方 - 場面: 印刷データの最終確認に不備があり、納品が3営業日遅れる - ゴール: 怒らせないことより「正直に共有してくれる人」と思ってもらう - 私の言い回し: 「急なご連絡申し訳ございません」「大変申し訳ございませんが」
田中様 お世話になっております。急なご連絡申し訳ございません。印刷データの納品の進捗ですが、大変申し訳ございませんが、最終確認で不備が見つかり、3営業日遅れる見込みとなりました。 原因は確認漏れで、現在修正を進めております。分かった時点でお伝えしております。
いま抱えているお題を、ふだんどおりの雑さのままAIに投げてください。ただし、最後にこの1行だけ足します。
(お題をふだんどおりに書く) 渡している内容で不足があれば、 先に質問してください。


先に 「どこまで調べたら終わりか」 を決めます。
出典をつけさせると、「不安で全部調べ直す」 が 「出典だけ確認する」 に変わります。
次のテーマについて調べてください。 - 範囲: ◯◯業界の、2024年以降の事例だけ - 形式: 表(項目 / 内容 / 出典URL) - 件数: 5件まで - 分からない項目は空欄にして、推測で埋めないでください
同じ材料でも、軸を変えると見え方が変わります。
さっきの表を、次の軸で分け直してください。 - 軸: 「すぐ試せる / 準備が要る」 - 各グループに、見出しを1行つけてください - どこにも入らないものは「該当なし」としてください
ゼロから書かない。さっき整理した材料を渡して、まず形にしてもらってから、自分が直します。
さっきの表をもとに、資料のたたき台を作ってください。 - 相手: 社内の定例で見せる(決裁者はいない) - 形: 見出し+本文の箇条書き。1項目3行まで - 分からないところは空欄にして、私に質問してください
| お使いのプラン | できること |
|---|---|
| 無料プラン | 構成・見出し・本文を作るところまで |
| 有料プラン | 資料ファイルとして書き出せます(スライド・文書) |
| 誰に出すか | 何が変わるか |
|---|---|
| 経営者・クライアント本人 | 結論が先。1枚に収める。数字の根拠を1行だけ |
| 社内・チーム | 手順が主役。用語はその現場の言い方に合わせる |
| はじめての方・お客さま | 前提の説明から。専門用語には注釈をつける |
やることは2手だけです。毎週・毎月やっている仕事を3つ書いて、それぞれにこう問います。
| はい | 型が作れます。AIに渡す引き継ぎ書に入れる(月次の報告、定例の議事録、決まった形の投稿) |
|---|---|
| いいえ | 手でやるところ。ただし「材料の集め方」は型にできます(毎回クライアントごとに中身が違う提案書など) |
1回書けば、次からは貼るだけ。
一発で希望が通るようにAIを育てていく 道具です。
| 私の仕事 | 誰に・何を届けているか(3行) |
|---|---|
| 私の言い回し | 思いつかなくて当然です。下の指示文で、AIに見つけてもらいます |
| 合格の条件 | 「OK」と言える条件を3つ |
| よく使うお題 | いちばん頻繁にAIに頼みたい仕事、ベスト3 |
ふだん送っているメールやチャットを3〜4本そのまま貼って、こう頼みます。
次の文章は、私がふだん書いているものです。 この人の文章の特徴を、箇条書きで5つ挙げてください。 - よく使う言い回し - 一文の長さの癖 - 敬語の強さ、距離の取り方 推測が入るところは「推測」と書いてください。 (ここに自分の文章を3〜4本貼る)
| お使いのプラン | 作った1枚の置き場所 |
|---|---|
| 無料プラン | Googleドキュメントなどに保存して、毎回コピーして貼ります |
| 有料プラン | プロジェクト機能やメモリに置いておくと、毎回貼らなくてよくなります |
さっき「毎回やってる」と選んだ仕事に、いま作った1枚を貼って頼み直してみてください。
今日はビジネスメールで練習しましたが、枠は同じで、中身が入れ替わるだけです。
| つくるもの | 4つの材料が、こう変わります |
|---|---|
| メール | 相手 / 場面 / ゴール / 言い回し |
| SNS投稿・チラシ | 誰に / どこで目にする / 何をしてほしい / トーン |
| LP・サイト | 誰の何を解決する / 他と何が違う / 申込みまでの道 / 世界観 |
| 画像・バナー | 何が写る / 色と質感 / 文字の有無 / 使う場所のサイズ |
わざと嘘をつくわけではありません。「分かりません」と言うのが苦手なだけです。
| とくに気をつけるもの | やること |
|---|---|
| 数字・日付・金額 | そのまま使わない。元の資料で1つずつ確認する |
| 人名・社名・制度・料金 | 公式サイトで確認する。実在しないものを作ることがあります |
| URL・出典 | 必ず開く。開けないリンクは、作られたものです |
AIとの会話は、設定しだいで「学習に使われる」ことがあります。最初の1回だけ、ここを見てください。
| サービス | 見るところ |
|---|---|
| ChatGPT | 設定 → データコントロール → 「すべての人のためにモデルを改善する」をオフ |
| Claude | 設定 → プライバシー → 「モデルの改善に協力」をオフ(オンだと最長5年保持) |
| Gemini | アクティビティ設定 → Geminiアプリ アクティビティをオフ |
| そのまま貼らない | こうする |
|---|---|
| お客さまの氏名・連絡先 | 「Aさん」「40代・個人事業主」のように属性だけに |
| 取引先の社名・金額 | 「A社」「◯万円」に置き換える。数字は後で自分で戻す |
| 契約書・請求書・口座情報 | 貼らない。必要なら該当の文だけ抜き出して、固有名詞を消す |
| 他人のメール・チャットの全文 | 相手の許可がないものは貼らない。要約して渡す |
ここまでが「AIとどう付き合うか」。
残りの時間は、それをやると自分に何が起きるかの話をします。
今日いちばんお伝えしたいのは、この先です。
ここで一度、明確に切る。 「ここまでが道具の話でした。ここからは、道具を使うと自分に何が起きるかの話です」 ——AIの操作を期待して来た人にも、ここで頭を切り替えてもらう。 41 / 58今日の主役は、AIの操作ではなくこの筋肉です。
ここがクライアントワークに効く。 自分と他人の思考の違いが見えるようになると、ヒアリングで何を聞くべきかが先に分かる。 AIを使うと勝手にメタ認知が進む、という順番で話す。 42 / 58いま起こっていることを、文章でも、音声入力でもいいので、外に出していく。これがとても大切です。
腹が立ったり悲しかったりして、感情が溢れてしまうのは当然です。止める必要は一切ありません。
1分半。ここは資料を読まず、自分の言葉で。 「怒っているとき、悲しいとき。そのまま音声入力で、AIに全部しゃべってしまっていいんです」 止めなくていい、を先に言う。——感情を抑える話だと受け取られると、まったく逆に届く。 次のページで「じゃあ何が起きるのか」を種明かしする。 44 / 58出力されたテキストを眺めてみると、まるで他人の書いた文章を見ているような感覚になれるはずです。
感情が剥き出しのまま出ているのではなく、言葉に変換されて形になることで、客観視できる状態になっている。自分の感情を素直に出したのに、それを客観的な「事実」として認識できている——これがメタ認知の始まりだと、私は思っています。
ここまでが「AIとどう付き合うか」「自分に何が起きるか」。
残りの時間は、それが仕事にどうつながったかの話をします。
面接まで行けば通るはずだった人が、書類で落ちる。
2分。ここは資料を読まず、自分の言葉で。 話す順番: ① 家庭に入ったら「自分に価値がなくなった」感じがした。でも実際は「今できないだけ」 ② 面接は得意で、行けば通るタイプだった。なのに書類で落ちる ③ 主婦のパートに社会が求めるものは、そんなに高くない——ミスマッチ ④ 秘書のときも、会社のためになろうとする部分ほど煙たがられた ⑤ 母親になっただけでカテゴライズされるのが、悔しかった。怒りに近かった 「認めてほしい」ではない。「頑張ってきたことが、どうして発揮できないの? 発揮させてくれる場所を探している」——この言い方で。 ※皆さんも同じでは、と決めつけない。「〜な方も、いらっしゃるのではないかと思っています」 47 / 58発揮する場所が、まだ見つかっていないだけです。
AIと掛け合わせても、世界のどこにもない材料は、あなたの中にしかありません。今日つくった1枚は、それを言葉にしておく作業の、いちばん小さな第一歩です。
1分。冒頭の「新しいAIスキルではありません」をここで回収する。 「あれは慰めではなくて、私自身がそうだった、という話です」 イメコン→AIの接続を、実例として1つだけ話す(深掘りしない)。 最後の1行は静かに、ゆっくり。うまく頼めるようになることより「自分が何を欲しいのかが分かるようになること」のほうが、ずっと長く効く。 48 / 58
ひとつ慣れてから、次に手を伸ばしただけです。全部を同時に始めたわけではありません。
1分半。「すごい人だから」ではなく「順番にやっただけ」に聞こえるように話す。 ①無料のChatGPTから。②課金したのは、無料で手が届かないところが出てきてから。 ③いろいろ試した時期。④Midjourney・Codexで生成して、Canvaで整える——そこまで教えられるようになって、はじめて「教える」が仕事になった。ここが転換点。 ⑤いまはLP制作や講座づくりの伴走まで。ツールが増えたというより、扱える困りごとが増えたという話にする。 いま全部を追いかける必要はまったくない、と必ず言い添える。 49 / 58AIの腕で勝っているわけではありません。入り口にして、奥を見てもらえたということです。
ここは「私の売り方の紹介」にしない。 皆さんが同じことをできる、という話として置く。 50 / 58まずは無料で。そこから「教えてほしい」と言われる、という順番でした。
2分。ここが今日いちばん実務に効くところ。 「大事なのは『AIを知っている人』だと覚えてもらうこと。解く内容は何でもいいんです」 「この程度でいいのかな、と思わないでください。無料でやるもののクオリティをどこまで上げられるか、ゲームみたいに楽しむと、 オフラインでのAIのポジションは案外あっさり取れます」 イメコンは間口が1つだったが、AIはいろんなものに関われる——その価値を人に伝えていく意識、で締める。 51 / 58クライアントの時間を生むところで止めず、時間ができた先で本当は何をしたかったのかまで一緒に行く。
AIは、持っているものを大きくする道具です。だから大きくするものがないと、何も起きません。
| よく聞かれること | お答え |
|---|---|
| 結局どれがいいの? | 初めて課金されるならChatGPT。文章はClaudeという話も聞きますが、画像がまだ弱いです |
| 使い分けは? | 資料・表・画像がひととおりできるものから始めるのが早いです |
| 乗り換えたほうがいい? | 迷ったまま時間が過ぎるほうが損。いま使っているもので大丈夫です |
| 操作が分からない時は? | そのAI本人に聞いてください。「この画面で◯◯したい」で手順を教えてくれます |
| 今日の次は、何をすれば? | 今日の1枚を、1週間だけ使うこと。ツールを増やすのは、そのあとで十分です |
どんな小さなことでも大丈夫です。
チャットに書いていただければ、拾わせていただきます。
ありがとうございました。
締めはこれだけ。→ 特典案内 → 質疑 → アンケート。 伝える行動は1つに絞る:「帰ったら、その1枚を貼って1回だけ試してみてください」 57 / 58